「ブログを書きたいのに、なぜか手が止まってしまう」 「何年も本を読んで勉強しているのに、一向にアウトプットが形にならない」……そんな悩みを抱えていませんか?
かつての私もまさにそうでした。何年もの間、解決の糸口が見つからず、真っ白な画面を前に立ち尽くす日々を過ごしていました。
しかし、デニス・ウェイトリー氏の『成功の心理学』にある「自分を自分自身の目で客観的に見る」という教えに出会ったとき、霧が晴れるようにその理由がわかったのです。
記事が書けなかった原因は、才能の有無ではなく「書く自分(主観)」と「推敲する自分(客観)」をごちゃ混ぜにしていたことにありました。
本記事では、私が実践を通じて掴んだ「作業工程を明確に切り分けることで執筆の負担を格段に減らす方法」を具体的にお伝えします。読み終える頃には、あなたの記事執筆に向かう手がきっと軽くなっているはずです。
「書く」と「編集する」を混ぜてはいけない理由
ブログの執筆を本格的にスタートさせてから、とても大きな気づきがありました。
当初は「どうすればスムーズに文章が書けるのか」が分からず、数年間にわたって数々の書籍を読み漁りましたが、一向に解決の糸口が見出せずに悩み続けていました。
そんな暗闇の中にいた私を救ってくれたのが、次の一節でした。
「自分を自分自身の目で客観的にみる。」(P33) 出典:デニス・ウェイトリー著・訳:加藤諦三 『成功の心理学、勝者となるための10の行動指針』発行所:ダイヤモンド社
この言葉をヒントに、自分が「記事を書く」という行為を自分自身の目で客観的に分解して捉え直してみたのです。
すると、これまで「執筆」とひとくくりにしていた作業の中には、実は「アイデア出し」「執筆(主観)」「編集・推敲(客観)」という全く質の異なる工程が存在していたのだと気づかされました。
第一工程:主観を爆発させて「言葉を吐き出す」
記事作成で一番最初にやるべきことは、自分の感情や考えを赴くままに書き連ねることです。
ここでは論理や誤字脱字、文章の美しさなどは一切気にせず、自分の内側にある言葉を「徹底的に吐き出す」イメージでキーボードを叩きます。
「もうこれ以上は言葉が出てこない」という限界まで、内なる想いを泥臭く出し切ることがポイントです。
この第一工程のコツは、編集者としての客観的な視点を完全にオフにすること。書きながら直そうとせず、まずは「主観100%の素材」を画面上に並べ尽くすことだけに集中します。
第二工程:客観的な「編集者」として文章を整える
一通り言葉を吐き出したら、次は文章の編集作業に入ります。
ここでの役割は「筆者」ではなく「冷徹な編集者」です。先ほど吐き出した泥臭い素材を、読者が「読みたくなる文章」「伝わる文章」へと整えていきます。
実は、「文章を書く作業(主観)」と「文章を編集する作業(客観)」では、脳の使い方が全く異なります。
多くの人が執筆途中で手が止まり、「自分には文章力がない」と悲観的になってしまう最大の原因は、この2つの工程をごちゃ混ぜにしたまま同時にやろうとしていることにあります。
「書く時間」と「削り・整える時間」を完全に切り分ける。たったこれだけの意識改革で、執筆のハードルは下がり、作業効率は飛躍的にアップします。
読者をゴールへ導く「入口」と「標識」の作り方
素材を整えたら、次は読者をスムーズに記事へと導く「導線」を設計していきます。
1. リード文の作成(記事の入口) 「この記事は誰に向けたものか」「読むことでどんな悩みが解決するのか」を提示する大切な工程です。読者が安心して足を踏み入れられるよう、入口を整えます。
2. 小見出しの作成(見通しを良くする標識) 多くの読者は記事を流し読み(飛ばし読み)します。そのため、小見出しを見るだけで「何が書いてあるか」がおおよそ予測できるよう、標識としての役割を持たせます。
3. タイトルとスラッグの設定(看板とアドレス) 読者に記事を見つけてもらうための「タイトル(看板)」を設定します。あわせてWordPress等の「スラッグ(URL)」を英語表記で設定します。スラッグを英語にするのは、URLの文字化けを防ぎ、検索エンジンにページ構造を正しく伝えるための大切なルールです。
4. 記事の概要(メタディスクリプション)の作成 最後に、検索結果画面などに表示される記事の要約(説明文)を記載して、導線の設計は完了です。
まとめ:実践から見つけた自分なりの「書き方の方程式」
1本のブログ記事を完成させるまでには、実にさまざまな工程が存在していました。
「客観的に自分を見る」という教えをきっかけに、試行錯誤の実践からたどり着いたのが、この2段階の執筆プロセスです。
- まずは感情のままに、主観100%で「言葉を吐き出す」
- 一度立ち止まり、冷徹な編集者として「客観的に文章を整える」
この方程式を発見した当初は「本当にこれでいいのだろうか」と半信半疑でした。しかし、何本も記事を書き重ねていく中で、その効果は確信へと変わりました。
「文章が書けなくて手が止まってしまう」と悩んでいるなら、ぜひ一度この工程を切り分ける方法を試してみてください。
才能やセンスのせいにする必要はありません。脳のモードを切り替えるだけで、あなたの執筆はきっと驚くほど軽やかになるはずです。あなたの挑戦を心から応援しています!
【追伸】本を読んで得た学び、ノートに眠らせていませんか?
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