「何度も足を運んでいるのに、なかなか顧客の心が動かない……」
そんな壁にぶつかってはいませんか?
ビジネスの世界ではよく「三度目の正直」や「三顧の礼」の大切さが説かれますが、本当に相手の心を動かすのは、回数ではなくその奥にある「愚直な行動」です。
今回は、『決定版まんが日本昔ばなし101』に収録されている『
『猿の恩返し』のあらすじと「三度目の正直」という教訓
『決定版まんが日本昔ばなし101』(川内彩友美 著、講談社)の中に掲載されている『猿の恩返し』という民話をご存じでしょうか。
猟師に捕まりそうになっていた猿を助けた男が、その後も危険を顧みず何度か窮地を救ったことで、最終的に猿たちから大きな恩返し(幸福)を受けるというお話です。
この物語から得られる教訓は、成句で表すなら「三度目の正直(見返りを求めず愚直に行動を重ねることで、道が開ける)」ということです。
3回ではなく「3年」――私が不審から見積もりを獲得するまで
私の場合、気づけば、三度目でなく、約3年、お客様のところへ、通い、初めて見積もり依頼を獲得しました。
お客様の話を詳しく聞くと、当時、営業担当がコロコロ変わり、徐々に遠ざかり、最後には来なくなったと伺いました。
そういった背景があり、お客様からも不審に思われていました。
お客様から3年間様子を見られてたのです。
また、すぐに担当が変わるのではないか、さらに、当時を知る関係者もどんどんいなくなり、頃合いをみて、私に声を掛けたということでした。
【後日談】受付カウンターの横のトレイの前に重ね続けた名刺の記録
ーー後日談ーー
お客様の会社の受付カウンターの横のトイレの前に。スチール製の本棚の上に、クリップで留められた最新の関連資料と、裏面に手書きで「今週の業界動向です」とだけ書かれた名刺が置かれている。数日後、同じカウンター。別の資料が置かれ、古い資料は消えている。その翌週、雨の日の夕方、また別の資料が静かに本棚 に置かれる。3年の月日が流れ、 本棚の横のファイルには、千聡明の名刺が厚く重ねられている。内線電話が鳴り、奥から担当者が姿を現す。手には、真っ新な「見積依頼書」が握られている。
まとめ:『猿の恩返し』の教えから学ぶビジネスの真髄
まとめ
『猿の恩返し』の教えから学ぶべきは、見返りを求めぬ愚直な行動です。
当の本人にとっては、苦労もなく、いつかチャンスは訪れるだろうと信じていただけ。ただ、淡々と繰り返したことで道が開けたのです。

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