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知ったかぶりは、もうやめよう。不器用な自分が「相手を頼る」と決めた理由|『いつまでも変われないのは、あなたが自分の「無知」を認めないからだ。』【30/50】

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「無知を、武器にする。」というキャッチコピーが書かれた、たげたぽこ(tagetapoco)のブランドイメージ画像。

相手が忙しそうにしていると、つい遠慮して「自分で調べなきゃ」と一人で抱え込んでしまいませんか?

効率や気を遣うことを優先し、何でも自分で調べたりAIに相談したりしていた私。

しかし、ある一冊の本に書かれた言葉をきっかけに、その「遠慮」や「知ったかぶり」こそが、実は成長にとっても人間関係にとっても一番の遠回りだったことに気づかされました。

不器用な私がなぜ「自分の無知」を受け入れ、周囲の相手を素直に頼ると決めたのか。その意識改革のプロセスをお伝えします。

目次

AI検索よりも「相手に聞く」方が、結果的にスムーズにいく。

これまでの私は、どうしても「わからないこと」や「知らないこと」をその場で素直に認めることができませんでした。

会話の最中に「すみません、わかりません。教えてください」の一言が、どうしても言えなかったのです。

そんな時、本の中でハッとさせられる一節に出会いました。

「専門分野のある人ほど、「わかりません」「知りません」と素直に言える。」(P44)

出典:千田琢哉 著 『いつまでも変われないのは、あなたが自分の「無知」を認めないからだ。』発行所:株式会社学研プラス

振り返ってみれば、私は解剖や調べものをする際、直接人に聞くのではなく、まず自分で検索したりAIに相談したりして解決しようとしていました。

「相手も忙しいはずだから、自分でAIを使って調べて要点を整理してから聞いた方がいい。そうすれば会話もスムーズになるはずだ」

そう自分に言い聞かせていましたが、それは相手への配慮であると同時に、「無知な自分を見せたくない」という心の表れでもあったのです。

AIではなく、人に聞くべき理由

しかし実際には、私の考えはまったくの「真逆」でした。

わからないことがあった時、頼るべきは画面の向こうのAIではなく、目の前にいる「人」だったのです。

誰しも人から「わからないので教えてください」と頼られれば、「自分の知識が役に立つなら教えてあげよう」と誇らしい気持ちになるものです。

そもそも人間は、誰かの話を聞くことよりも、「自分の知識や体験を語っている時」の方が圧倒的に気分が良くなる生き物だからです。

相手に花を持たせる意味でも、変に知ったかぶりや事前準備をするのではなく、素直に「無知」を認めて質問に徹し、相手に気持ちよく喋ってもらえばよかったのだと深く痛感しました。

AIに聞くことで「効率」は得られても、人と人との「信頼関係」や「心地よいコミュニケーション」の機会を逃していたことに、後から気づかされたのです。

素直な自分として向き合う

では、ここからもう一度「素直な自分」として相手に向き合うには、どうすればいいのでしょうか。

難しく考えるのは、もうやめました。

「ごめんなさい、さっきは自分で何とかしようと、勝手な想像で先走っちゃいました。本当のところはどうですか?」

そう言って、知ったかぶりを手放せばいいのです。

自分で徹底的に調べたくなる気持ちも分かりますが、現場で渦中にいる相手が持っている情報量や解像度には敵いません。

全体像を把握したいなら、自分のプライドを捨てて、相手に素直に語ってもらうこと。自分の解釈ではなく「相手のものさし」で事実を見て、相手の主張をまっすぐに尊重するのです。

「できない自分」「不器用な自分」を認めないからこそ、体面を守ろうとして苦しくなっていたのだと気づきました。

自分のプライドを守るのをやめ、当事者意識を持って相手と向き合ったとき、はじめて「相手がどこで苦労しているのか」という本当のポイントが見えてきます。

そここそが、自分が本当の意味で力になれる場所です。

相手が助けを求めてきたときは、できる範囲で全力で受け止める。それこそが、相手に対する本当の敬意なのだと確信しています。

まとめ:シンプルに「教えてください」と言える強さ

難しく考えようとすると、物事はどこまでも複雑になってしまいます。もっとシンプルに捉えましょう。

素直に「知らないので、教えてください」という一言を、目の前の相手に伝える。たったそれだけでいいのです。

あなたが逆の立場だったら、素直に頼られたら嫌な気はしないはずです。

感情に巻き込まれずに客観的になるコツは、当事者同士の間に「第三者の視点」を置いて俯瞰してみること。

……たとえば、「Aさんはこう主張していて、Bさんはこう返した。じゃあ第三者のCさんから見たらどう見えるだろう?」みたいな感じです。

――あ、すみません。難しく考えるのをやめようと言った先から、たとえ話が下手すぎて余計にややこしくなってしまいました(笑)。

みなさんなら、こういうときどんな「わかりやすい例え」で自分を客観視するでしょうか?

「知ったかぶり」をそっと手放して、今日からは素直に相手を頼る自分でありたいと思います!

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