「語彙力を本気で鍛え直すために、まずは小学校の国語ドリルから始めよう」
そう決意して本屋へ駆け込んだ私を待っていたのは、全く予想外の結末でした。
ブログ執筆も42記事目を迎えた今、試行錯誤の末に私が辿り着いた「教養」の真実。
それは、難解で綺麗な言葉を飾ることではなく、安易な形容詞を削ぎ落とし、自らの行動や感情を「強い動詞」で刻み込む覚悟のことでした。
千田琢哉氏の『心を動かす無敵の文書術』から得た学びと、私が「形容詞を捨てて動詞を掴む」に至った思考のプロセスを紐解きます。
『心を動かす無敵の文章術』に学ぶ、長く支持されるブログの共通点
千田琢哉氏は、著書の中で「長く愛される文章」の条件について次のように述べています。
「長期的に指示され続けるブログの共通点は、”教養”が感じられること。」(P88)
出典:千田琢哉 著 『心を動かす無敵の文章術』発行所:株式会社マガジンハウス
「教養が漂う文章」と聞くと、多くの人は難しい専門用語や、格調高い四字熟語、きらびやかな表現を思い浮かべるかもしれません。
しかし、ブログを40記事以上書き続けて見えてきたのは、真逆の事実でした。
読者の心を動かし、長期的に支持されるブログの教養とは、表面的な言葉の飾り立てではなく、文章の根底に流れる「思考と選択の深さ」そのものだったのです。
私の文章に「教養」はあるか?読書ブログ42記事目で突き当たった壁
読書ブログも42記事目を迎え、ふと自分の記事を見返して胸に手を当ててみました。
「……率直に言って、私の文章から”教養”は感じられるだろうか?」
焦った私は「語彙力や文法を1から鍛え直そう!」とすぐさま本屋へ駆け込みました。
しかし、どれだけ探しても「動詞」を専門に扱ったドリルや単元は見当たらず、小1向けの問題集から棚を端から端まで確認しても、目当ての本は見つかりませんでした。
結局、自宅にあった『中学総合的研究 国語 改訂版』(旺文社)を引っぱり出し、「これを参考にしながら千田氏の文章を写経すれば、そのうち教養も身につくだろう」と考えたのです。
――ですが、そこでハッと立ち止まりました。
千田氏の言う「読書ブログから漂う教養」とは、決してそういう意味(教科書的な知識や難しい言葉をひけらかすこと)ではないはずです。
読者が記事を読んだときに感じる「教養」の正体とは、一体どこから滲み出てくるものなのでしょうか。
本屋で空振りして気づいた「本物の知恵」と、動詞が持つ圧倒的な解像度
本屋での空振りを経て、私はようやく「教養」の真の正体に気づくことができました。
私自身が他人の文章を読んで「この人には教養があるな」と心から感じるのは、難しい言葉を使っているときではなく、「文章の解像度」が一気に跳ね上がった瞬間です。
単なる表面的な「説明」ではなく、生々しい「体験」として語られたとき。
その言葉に触れた読者は、「ああ、この一節に出逢えて良かった」と鳥肌が立つような身震いを覚えます。
形容詞で綺麗に飾り立てた説明を捨てること。そして、自分が体験した事実と感情を「強い動詞」で切り取り、圧倒的な解像度で読者に届けること。
それこそが、文章に滲み出る教養の正体でした。
42記事目を書いた今の私には、まだまだ遠い到達点かもしれません。けれど、この解像度を目指して言葉を磨き続けること自体が、私にとっての「教養を深める旅」なのだと感じています。
形容詞を捨てて動詞で描く。五感を揺さぶる「体験」の伝え方
目で見て、肌で肌触りを感じ、耳を澄ませて音を拾い、ほのかに漂う珈琲の香りを嗅ぎ取る――。
安易な形容詞で「素晴らしい景色」「綺麗な空気」と説明して片付けるのではなく、そんな五感で受け止めた風景を、一文字ずつ丹念に「描いて」いきたいのです。
手を伸ばし、観察の解像度を極限まで上げていく。
たとえ今はぼやけて見える風景であっても、言葉の空気を研ぎ澄ましていけば、遠く離れた読者の心にも、その情景ははっきりと見渡せるようになります。
理想とする表現には、まだまだ届かないかもしれません。
だからこそ私は、今日も形容詞を捨て、自らの体験を「強い動詞」で描き続けていきます。
【まとめ】明日も挑戦する。千田琢哉氏の写経から始まる「文章の覚醒」
数日前から取り組み始めた、憧れの「カッコいい文章」へのアプローチ。
その最大のポイントは、安易な形容詞で飾り立てるのをやめ、意識的に「強い動詞」を選んで使うことでした。
形容詞は頭で理解させる「説明」にとどまりますが、動詞は五感を揺さぶり、鮮烈な「体験」として読者の心に直接届くからです。
千田琢哉氏の文章をじっくりと写経し、その骨組みにある動詞の選び方を身体に染み込ませていくこと。
「教養」が漂う圧倒的な解像度の文章を目指して、私は明日も、泥臭く言葉と向き合い、挑戦を続けていきます。
【追伸】本を読んで得た学び、ノートに眠らせていませんか?
ちなみに、当ブログもSWELLで作成しており、レンタルサーバーはエックスサーバーを使用しています。実際に使っていて本当に扱いやすいと感じているので、迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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