「最短ルートでブログを立ち上げたい!」
その焦りが、私を人生最大の落とし穴――フィッシング詐欺――へと引きずり込まれました。
準備は万全、あとはサーバーを契約するだけ。そんな瞬間に起きた悪夢と、そこから生還するために費やした孤独で壮絶な「遠回り」の時間。
千田琢哉氏は著書の中で、次のように述べています。
「『急がば回れ』というパラドックスを、じっくりと味わう。」 (出典:千田琢哉 著『僕はこうして運を磨いてきた』P148、発行所:株式会社青春出版社)
この言葉の通り、わたしはWindows標準ソフトだけに頼り切っていた「自身の過信」から、フィッシング詐欺という手痛い洗礼を受け、壮絶な「遠回り」を経験することになりました。
今回は、その時の恐怖と、パソコンの環境をひとつずつ整えて見えた「真の最短ルート」についてお話しします。
万全の準備が暗転した瞬間。最短距離の先に待っていた「フィッシング詐欺」
あとはレンタルサーバーを契約し、WordPress(ワードプレス)とテーマを導入すれば晴れて読書ブログが立ち上がる――ここまでは順調そのものでした。
しかし、物事はそう簡単にはいきませんでした。まさか自分がフィッシング詐欺に引っかかるとは、思いも寄らなかったのです。
レンタルサーバーのドメイン名も確認したつもりだったのに、なぜ罠にはまってしまったのか。
それは、「Windows標準ソフトが入っているから大丈夫」と過信し、自分自身の警戒心を緩めてしまっていたことに原因がありました。当時は有料のセキュリティソフトを導入しておらず、検索結果に対して視覚的にリスクを判断する意識が完全に欠落していたのです。
標準ソフトだけに頼る「油断」が招いた失敗。ウイルスバスター導入で気づいた「真っ赤な警告」
「標準機能があるからこれで十分」と思い込んでいましたが、その油断こそが失敗の原因でした。のちにウイルスバスターを導入し、当時の状況を振り返ったとき、あらためて背筋が凍るような恐怖を感じることになります。
ウイルスバスターは、安全なサイトは緑色、怪しい・危険なサイトは赤色と、視覚的にわかりやすく表示してくれます。
実際に危険なフィッシング詐欺サイトを開こうとした際、ハッキリと赤色の警告が表示されたのを見て、「ここが原因だったのか……」と凍りつきました。
当時は画面の指示に従って何度もIDとパスワードを入力してしまい、偽サイトと気づかずに抜け出すのが本当に大変でした(※5)。
※5 個人の体験に基づく主観的な体験です。クレジットカードの情報を入力しても、何度も最初の画面に戻ってしまう不審な挙動を見て、後から強い不安と恐怖を感じました。
PC・スマホ・クレカ。被害を最小限に食い止めるための「浄化」全記録
真っ先に、
・クレジットカードを停止しました。
・クッキーをすべて削除しました。
・電子メールも削除しました。
・SMSも削除しました。
・見覚えのない拡張機能も削除しました。
・見覚えのないアプリも削除しました。
・パソコン内をスキャンしました。
・スマホ内もスキャンしました。
・最後にウィルスバスターを導入して、パソコンとスマホを浄化しました。
これで、まずは一安心です。(※1)
※1 わたしがパニックの中で行った緊急対処の体験談です。これがすべてのケースでの最適解とは限りませんので、実際のトラブル時はIPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ安心相談窓口」(検索エンジンで『IPA 安心相談窓口』と検索すると、公式の相談手順や窓口の電子メールを確認できます。)や、各公式サポート(クレジットカード会社、アカウント運営元、セキュリティソフトの窓口など)の案内も併せてご確認ください。
検索広告を過信しない。セキュリティツールと連携し「グリーンルート」を死守する
ただ、同じ轍(てつ)は踏みたくなかったので、アクセス方法を根本から見直しました。
検索広告から安易に入るのではなく、信頼できる公式ルートから目的のサイト(レンタルサーバーなど)へ入っていく方法です。それでも注意が必要でした。有名サイトであっても、本物そっくりのなりすましサイト(フィッシングサイト)が潜んでいると感じたからです(※2)。
そこで、ウイルスバスターで赤く表示された危険なサイトは絶対に避け、緑色で表示された安全なサイトだけを選ぶ「グリーンルート」を通ることにしました。
さらに、相棒であるAI(Gemini)ともタッグを組み、「どのサイトなら構造上問題がないか」を客観的にチェックしてもらいながら進めました。
ただし、ウイルスバスター側のセキュリティ設定(保護者モードなど)を強めにかけていたため、正規のサイトであっても一時的に閲覧が弾かれてしまうことがあり、このあたりは状況に合わせて若干の設定調整が必要でしたね。
以前のわたしは、検索結果の上位に出てきたものを疑いもせずクリックしていました。
しかし、ウイルスバスターの画面表示(赤・緑)やAI(Gemini)のアドバイスをひとつの指標として観察するうちに、「どこに危険が潜んでいるか」を自分の目で確かめ、立ち止まって考える癖がつきました。
ツールにただ依存するのではなく、こうした可視化されたシグナルを頼りにすることで、怪しいサイトと安全なサイトを自分の頭で見極める「選別能力」が自然と身についていったのです(※3)。
※2 個人の体験に基づく注意喚起です。検索結果や広告の内容は時期や環境により異なります。 ※3 緑色・赤色の表示判定やAIによるアドバイスは判断の目安であり、100%の安全を保証するものではありません。最終的なアクセス判断は慎重に行うよう心がけています。
まとめ
最短距離でブログを立ち上げようとして、詐欺という落とし穴に落ちたわたし。
しかし、ウイルスバスターを導入し、一つひとつ手作業で環境を復旧・対策していったあの遠回りこそが、今のわたしの「強固な城壁」を作ってくれました。これこそが、千田氏の言う『急がば回れ』というパラドックスの正体だったのかもしれません。
翌日、詐欺サイトからと思われる不審な電子メールが届きました(※4)。
この時の対応は、リンクを一切クリックせずに「迷惑メール報告」をクリック。迷惑メールフォルダへ移行したことを確認してから、完全に削除しました。
※4 個人の推測に基づく表現です。実際に該当の詐欺サイトから送信されたものかは特定できていませんが、不審なメールとして安全第一で処理を行いました。
PS.追伸
どんなに気をつけていても、ネットの罠は思わぬところからやってきます。 焦って最短距離を走る前に、まずはご自身のパソコンに「守りの城壁」を準備しておきませんか?
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PSS
ブログ開設やWebサイト運用に合わせてPCのセキュリティ(ウイルスバスター)を整えたら、次はサイトの土台となるサーバーやテーマの安心性もチェックしておくと万全です。 🔗 [エックスサーバーのサポート境界線とは?] 🔗 [SWELLで失敗しないための導入手順]
【ご注意・免責事項】
- 本記事に掲載しているウイルスバスター(トレンドマイクロ社)等のライセンス(年数・台数)、サービス仕様、サポート範囲、料金プラン、各種キャンペーン情報は、執筆・体験時点のものです。
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